批評家

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なに者にもまして価値のある意見を吐く批評家は大衆である。

マーク・トウェイン 「一般回答」


ひとりの作家を批評することは容易であるが、その作家の真価を評価することはむずかしい。

ヴォーヴナルグ 「省察と格言」


パリにおいて真の批評は談話の間につくられる。

サント・ブーヴ 「わが毒」


一般的にいって、批評家たちは詩人・歴史家・伝記作家になろうとした連中で、自己の才能をためして失敗したので批評家に転向したものだ。

コールリッジ (講演-「シェイクスピアとミルトン」)


今の作家の作を売るを咎むといへども今の批評家は評を売り居るなり。人の途に転ぶを見て大口あいて笑ひながらおのれは電信柱にぶつかれると些の相違も無し。

斎藤緑雨 「あられ酒-金剛杵」


大衆はモノを書かない批評家である。

ヴォルテール 「省察と格言」


批判のできない本からしか、真に学びとるものはない。批評しうるような本は、われわれから学ぶべきである。

ゲーテ 「格言と反省」


批評はやすく、芸術はむずかしい。

ボアロー 「詩の芸術」


批評は批評を呼んで循環する。

三木清 「弾力ある知性」


批評は現代を反映するだけで甘んじていてはいけない。過ぎ去るものに先行して、将来から逆に、現在を闘いとらねばならない。

シューマン 「フロレスタン」


批評家…自分に機嫌をとる者が誰もいないところから、自分は気むずかしい人間だと自負している連中。

ビアス 「悪魔の辞典」


批評家たち…彼らは殺人鬼である。

コールリッジ 「講義」


批評家たち…理解できないことをののしる者。

クウィンティリアヌス 「語録」


批評家というものは、文学や芸術の面で失敗した連中である。

ベンジャミン・ディスレーリ 「語録」


批評家とは、他人の思想について思考する人間である。

サルトル 「自由への道-三」


批評家とは読むことを知り、他人に読むことを教える人間にすぎない。

サント・ブーヴ 「わが毒」


批評家はもろもろの美しいものから受けた自己の印象を、別な手法、または新しい材料に移植することのできる人間だ。

ワイルド 「ドリアン・グレーの画像」


批評家は公衆の書記にほかならない。

三木清 「哲学ノート」


批評家は競走を教える足のない人間である。

ポロック 「緑の本」


文学・音楽・劇にみられる批評家の仕事は、あらゆる商売のうちで最も下卑なものである。

マーク・トウェイン 「自叙伝」


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