キリスト教

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あらゆる宗教のうちでキリスト教は、疑いもなく最も寛容を教えたはずの宗教である。しかし、現在までのところキリスト教徒は、すべての人間のうちで最も不寛容な人たちであった。

ヴォルテール 「哲学辞典」


いかなる法律も宗派も学説も、キリスト教の教えほど善を重視したものはなかった。

フランシス・べーコン 「随筆集」


すべてのものは神より出で、神によりて成り、神に帰す、栄光とこしえに神にあれ。

「新約聖書-ロマ書十一章三十六節」


イエスは、いまやその天国を愛する者を多数持っておいでだが、その十字架を担う者はごくわずかである。

ケムピス 「キリストのまねび」


カエサルの物はカエサルに、神の物は神に納めよ。

イエス 「新約聖書-マルコ伝十二章十七節」


キリスト、キリストと呼ばれる人にて、審判のときには、キリストを知らざる人よりも遠く彼を離るべき者多し。

ダンテ 「神曲-天堂編十九曲」


キリストに倣うことが一キリスト教徒になるゆえんである。

ペン (臨終のことば)


キリストは恩寵の、無償で恣意的な救いの宗教であり、神の気ままな信仰である。

ミシュレー 「フランス革命史」


キリストは愛によってひとりで天国を建設したが、今日までキリストのために何万人という人々が死んだことか!

ナポレオン 「語録」


キリストは最高の個性主義者であったのみではなく、史上における最初の個性主義者でもあった。

ワイルド 「獄中記」


キリスト信者は敵を愛さねばならないが、敵としてである。

ブンゼン 「ヒッポリュトス」


キリスト教の信仰は、善良な人々を暴虐不正な者どもの餌食にしてしまった。

マキァヴェリ 「君主論」


キリスト教の信仰は二つの真理、すなわち人間の自然性の堕落と、イエス・キリストの贖いとを両立させるところにある。

パスカル 「パンセ」


キリスト教は永遠のカメレオンである。それは絶えず変形する。

ヴィニィ 「詩人の日記-1834」


キリスト教は皇帝を滅ぼしたが、人民を救った。

ミュッセ 「断片」


キリスト教は計画的な政治革命であったが、それに失敗してからは道義的なものになった。

ゲーテ 「格言と反省」


キリスト教徒はただひとりしかいなかった。そして、その人は十字架の上で死んだ。この瞬間、以後<福音>と呼ばれているものは、すでに彼が生きてきたものの正反対、すなわち<禍音>であった。

ニーチェ 「反キリスト」


キリスト教道徳は奴隷の道徳、弱者の道徳である。生の拡大をさまたげ、本能の発揮を抑え、人間を萎縮させ、退化させる道徳である。

ニーチェ 「善悪の彼岸」


キリスト者は、すべての者のうえに立つ自由な君主であり、なに人にも従属しない。キリスト者はすべての者に奉仕する僕であり、なに人にも従属する。

ルター 「キリスト者の自由」


クリストはみづから燃え尽きようとする一本のローソクにそつくりである。

芥川龍之介 「続西方の人」


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