文学

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あらゆる模倣者のうちで、脚本作家が最もつむじ曲がりであり、非良心的であり、自覚性がない。

ポー 「断片」


その人たち(文学者たち)がいかなる人であったかよりも、いかなることをなしたか。

ラシーヌ 「アンドロマク-四幕一場」


ひとつの作品がわいせつ文学に陥るのは、そのわいせつさのためではなく、それが実態から浮き上がっているためである。

王国維 「人間詞話」


やまと歌は人の心を種としてよろづの言の葉とぞなれりける

紀貫之 「古今和歌集-かな序」


レコードが、小説から今日の作家が得意とする克明な会話などを清掃してしまう日が来るに相違ない。

ジイド 「贋金づくり」


作家…それは一種の砲兵である。彼はわれわれの前進路を切り拓き、わが党の勤労者に対する共産主義教育の助けになる。

フルシチョフ (演説-1959/5/22)


作家は創造の熱望を持つが、同時にそれによって食うという罪のない熟望を持つ。そして作家は名声と富を追う。

モーム 「作家論」


小数の天才や才人だけが創作の権利を壟断した文芸の貴族政治は、過去の事だ。

菊池寛 「作家凡庸論」


小説はひとつの鏡である。

サルトル 「シチュアシオン・ジョン・ドス・パソス論」


小説をつくる時、わたしの最も興を催すのは、作中人物の生活及び事件が展開する場所の選択と、その描写とである。

氷井荷風 「墨東綺譚」


悪しき作家とは、読者に理解できない自己の内部での文脈を考慮に入れながら書く連中である。

カミユ 「手帖-1935~42」


文体の清純さと正確さの最大の文学はバイブルである。

ブレア (説話)


文学…文体の共和政体である。

モリエール 「強いられた結婚」


文学というものが、文学をやっているとは夢にも思っていない人々の文学よりも、味の深いものとは思えない。

サント・ブーヴ 「わが毒」


文学というものは、つねに、諸刃の剣のようなもので、相手を刺すことは、同時に自分を刺すことなのだ。

吉行淳之介 「プライヴァシーについて」


文学とジャーナリズムとの相違は、ジャーナリズムが読んで面白くないものであり、文学が読まれないことである。

ワイルド 「芸術家としての批評家」


文学と科学はパンと水のようなものである。

トルストイ 「芸術とはどういうものか」


文学の世界とは所詮、人間臭い世界である。人間好きや、人間的興味の深い、その意味で俗な人間でなければ、永くとどまれる世界ではない。

青野季吉 「文学的人生論」


文学はつねに人生を予測する。文学は人生を複製はしないが、その目的に人生を鋳造する。

ワイルド 「生の頽廃」


文学は商売と芸術とが半々であるときに最も栄える。

イング 「ヴィクトリア時代」


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