怒り
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こころの怒りを絶ち、おもての怒りを棄て、人のたがふを怒らざれ。
聖徳太子 「十七条憲法」
争いの場合、怒りを感ずるや否やわれわれはもはや真理のためではなく、それのために争う。
カーライル 「随筆集」
人間は、理性のうちに負けたものの埋め合わせを怒りの中でするものである。
アルジャー 「説話」
人間も忿怒を制へないうちは、ほんたうに自然を友とすることはできない。
島崎藤村 「飯倉だより-樹木の言葉」
何かにつけて憤怒をいだくうちは自己を制御していない。すべての悪に対しては、平静な低抗が最高の勝利をおさめる。
ヒルティ 「眠られぬ夜のために」
怒りと愚行は相並んで歩み、悔恨が両者のかかとを踏む。
フランクリン 「貧しいリチャードのアルマナック」
怒りにはどこか貴族的なところがある、善い意味においても、悪い意味においても。
三木清 「人生論ノート」
怒りによってまっ赤になる人々は、怒りによってまっ青になる人よりも怖ろしくない。
デカルト 「情念論」
怒りは、しばしば道徳と勇気との武器なり。
アリストテレス 「断片」
怒りは一時の狂気なり。汝が怒りを制さざれば、怒りが汝を制せん。
ホラティウス 「諷刺詩」
怒りは奇妙な用法を有する武器である。他のすべての武器は、人間がこれを用いるものだが、この武器はわれわれを用いる。
モンテーニュ 「随想録」
怒りは愚行に始まり、悔恨に終わる。
ボーン 「格言のハンドブック」
怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる。
ピタゴラス
怒りを遅くする者は勇者に愈り、おのれの心を治むる者は城を攻め取る者に愈る。
ソロモン 「旧約聖書-蔵言十六章三十二節」
怒れる者には怒りを以て報ゆる勿れ。呪われたるときには祝福すべし。
「マヌの法典」
怒を敵と思へ。
徳川家康 「遺訓」
恋人たちの憤りは、愛の力を更新す。
シルス 「蔵言」
憤怒の火の燃えるのを弱めよ。
ハーバート 「ジャクラ・プルーデンタム」
憤怒は他人にとって有害であるが、憤怒に駆られている当人にはもっと有害である。
トルストイ 「読書の輪-一・二二」
憤怒より己れを抑えるには、他人の怒れるときに静かにそれを観察することなり。
セネカ 「憤怒について」
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