愚者

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あまり利口でない人たちは、一般に自分の及びえない事柄についてはなんでもけなす。

ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」


おろかなる者は思ふ事おほし。

松尾芭蕉 「風俗文選」


せっかちは愚者の弱点である。

グラシアン 「浮世の英知の術」


四十の馬鹿は真の馬鹿である。

エドワード・ヤング 「調刺詩-名声の愛」


多くの愚者はみずからの倦厭を感ずることによりて悩む。

セネカ 「書簡集」


小人小善を以て、益なしとして為さず、小悪を以て傷なしとして去らず。

「易経」


怠惰は肉体の愚鈍であり、愚鈍は精神の怠惰である。

ゾイメ 「シラクサヘの散歩」


愚かなる者には沈黙にまさるものなし。この事実を知るならば、その者は愚かにあらず。

サーディー 「ゴレスターン」


愚かな人間は沈黙しているのが最もよい。だが、もしそのことを知ったならば、その人はもう愚かな人間ではない。

トルストイ 「断片」


愚かな鳥は、その巣をよごす。

ヘイウッド 「警句三百」


愚者とは、自惚れるために必要な才知すら持たない者である。

ラ・ブリュイエール 「人さまざま」


愚者どもを支配するよりも、愚者どもに支配せらるるほうがまされり。

デモクリトス 「エチカ」


愚者のみが死を怖れるあまり齢を重ねんとす。

デモクリトス 「エチカ」


愚者の最も確かな証拠は、自説を固守して興奮することである。

モンテーニュ 「随想録」


愚者の生は死よりは厭わし。

シラハ 「蔵言」


愚者はいつでも自分を讃美する最も大きな阿呆に出会うものだ。

リヒトヴェーア 「ロバとカラス」


愚者は己れの舌を抑えられない。

チョウサー 「バラの伝奇物語」


愚者ほど自分が才人をだますのに適していると思い込む。

ヴォーヴナルグ 「省察と格言」


愚者一得。

司馬遷 「史記」


愚行の第一段階は己れ自身の賢明さを隠匿することにあり、第二段階はそれを告白することであり、第三段階は忠言を侮ることである。

フランクリン 「貧しいリチャードのアルマナック」


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