人間

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臆病者 賢者 愚者
賢者と愚者 国王・君主 奴隷
乞食

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「汝自身を知れ」は天より降れり。

ユヴェナリス 「諷刺詩」


あらゆる階級を通じて、目立って気高い人は誰か。どんな長所を持っていても、つねに心の平衡を失わない人だ。

ゲーテ 「四季-秋の部」


およそ人間ほど非社交的かつ社交的なものはない。その不徳により相集まり、その天性により相知る。

ボードレール 「火箭」


この世では、人間は鉄床かハンマーでなければならない。

ロングフェロー 「ハイベリオン」


この世の中に人間ほど凶悪な動物はいない。狼は共喰いをしないが、人間は人間を生きながらにして丸呑みする。

ガルシン 「信号」


すべての人間は己れのうちに猛獣をひそめています。

フリードリヒ大王 「ヴォルテールヘの書簡」


すべての定義が失敗するほど、人間は幅広く、多岐多様なものである。

シェラー 「宇宙における人間の地位」


われ、十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲するところにしたがいて矩(のり)をこえず。

孔子 「論語」


われはアテネ人にあらず、ギリシア人にあらずして世界市民なり。

ソクラテス


われわれのうちに存在するものはすべて同一なり。生と死、醒と睡、若と老。

ヘラクレイトス 「語録」


われわれの真の国籍は人類である。

ウェールズ 「世界文化史概観」


われわれ各個人は他人のうちに自己を写す鏡を持っている。

ショウペンハウエル 「幸福のための警旬」


一般的にいうと、人間の力というものは、明らかに利益となるような未来をうるための今日の手段である。

ホッブス 「リヴァイアサン」


一般的に人間は犬に似ている。ほかの犬が遠くで吠えるのを聞いて、自分も吠える。

ヴォルテール 「歴史断章」


世の中で非常に活動している人間は、すべて鈍感な人のように思われる。というのは、世の中には心を惹きつけるようなものがなにひとつ見出せないからである。

シャンフォール 「格言と反省」


予の見るものは人間にして人類にあらず、馬にして馬類にあらず。

アンティステネス 「断片」


人は、その生涯の最初の四十年間において本文を著述し、つづく三十年間において、これに対する注釈を加えていく。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


人は城、人は石垣、人は濠。

武田信玄 「語録」


人間…動物の間の貴族。

ハイネ 「機知・英知・情念-イタリア」


人間、なんという高尚な音をたてることだろう! 人間は憐れむべきものではない、尊敬すべきものだ。

ゴーリキー 「どん底」


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