幸福・不幸
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「人間の最高の幸福とはなにか?」「幸せに死ぬことだ」
アンティステネス
「幸福」ということばには、何か憂鬱な調子がある。それを口にするとき、すでにそれは逃げ去っている。
ヒルティ 「幸福論」
「闇があるから光がある。」そして闇から出てきた人こそ、一番本当に光の有難さが分るんだ。世の中は幸福ばかりで満ちてゐるものではないんだ。不幸といふのが片方にあるから、幸福つてものがある。
小林多喜二 「書簡集」
あらゆる人間が幸福になるまでは、いかなる人といえども完全には幸福ではありえない。
スペンサー 「社会静力学」
ある人間の状態をその幸福さによって評価しようとするならば、彼を満足させるような事柄ではなく、彼を悲しませるような事柄を尋ねるべきである。
ショウペンハウエル 「幸福のための警句」
いかなる不幸の中にも幸福がひそんでいる。どこによいことがあり、どこに悪いことがあるのか、われわれが知らないだけだ。
ゲオルギウ 「第二のチャンス」
いかなる身分でも、気晴しができる限り幸福である。…それは自己自身を考えることから心をそらしてくれるところの幸福である。
パスカル 「パンセ」
お前のいちばんひどい不幸とは、それ自身が不幸だからじゃない。お前が自分と自分の生涯の間に、そのような不幸があると思っているからなんだ。
アルツイバシェフ 「サーニン」
この世でいちばん幸福な人は、わずかなもので満足する人であるから、その点、えらい人や野心家たちは最も惨めな連中である。彼らを満足させるには、実に限りない財宝の山がなくてはならない。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
この世で幸福以上のなにかを求める人は、幸福の分け前にあずからなくとも不平を言ってはならない。
エマーソン 「随筆集」
ごまかされて幸福なのは、真の幸福でないことを忘れてはならない。高い精神的誇りのうちに、たとえ瞬間にもせよ、みずから感ずる幸福は、漠然たる盲信のうちに長年月を酔生夢死する幸福よりも、ずっと大なることを忘れてはならない。
ハイネ 「ノルデルナイ」
すべての不幸は未来への踏み台にすぎない。
ソロー 「冬-1841/1/20」
すべての悲運の中においても、最も大なる不幸は、昔幸福なりしことなり。
ホラティウス 「カルミナ」
なんだ、あれが僕たちのさがしている青い鳥なんだ。僕たちは、ずいぶん遠くまでさがしにいったけど、ほんとうはいつもここにいたんだ。
メーテルリンク 「青い鳥」
みずからを幸福と思わない者は幸福ではない。
ターバナー 「蔵言集」
われらは自己のものを他と比較することなしに楽しみなし。他人がより以上幸福であるということに苦しめられるならば、人はけっして幸福ではありえぬ。
セネカ 「憤怒について」
われわれがなんらかの幸福を失うことができる限りは、なんらかの幸福を持っているわけである。
ターキントン 「未来へ向って」
われわれの視野・活動範囲・接触範囲が狭いほど、われわれの幸福は大きい。それらが広いほど、われわれは煩わしく、また不安に感ずる度合いが大きい。というのは、それらとともに心配・願望・恐怖が増大し、拡がるからである。
ショウペンハウエル 「幸福のための警句」
われわれは、他人が幸福でないのを当り前だと考え、自分自身が幸福でないことには、いつも納得がいかない。
エッシェンバッハ 「蔵言集」
われわれはみんな、他人の不幸を平気で見ていられるほどに強い。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
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