人生
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「われ存す」ということが不断の驚きであるのが、つまり人生である。
タゴール 「迷える鳥」
あらゆる人間の闘争のうちで、男の芸術家と母としての女の闘争ほど残忍・悲惨なものはない。
バーナード・ショー 「人と超人」
あらゆる芸術の首位にある崇高な芸術である人生は、正寿と寛容をもってともに暮らす仕方である。
ヘンリー・ウォード・ビーチャー 「プリマス説教の格言」
いかに生きるかを学ぶには全生涯を要す。
セネカ 「書簡集」
この世はひとつの劇場にすぎぬ。人間のなすところは一場の演劇なり。
クリソストムス 「断片」
この世界の広々とした戦場で、この人生の野営陣地で、家畜のように、ただ黙々と追われていないで、敢然として闘う英雄になろう。
ロングフェロー 「人生の歌」
この人小劇場において、観客たるべき神と天使のためにのみ勢力を蓄えておくべきなり。
ピタゴラス 「断片」
すでに生きてきたほうの人生が、つまり下書きであって、もう一つのほうが清書だったらねえ。
チェーホフ 「三人姉妹」
すべての人間の一生は、神の手で描かれたお伽話である。
アンデルセン 「童話集」
もしも私が再びこの人生をくり返さねばならないとしたら、私のすごしてきた生活を再びすごしたい。過去を悔まず、未来を怖れもしないから。
モンテーニュ 「随想録」
もろもろの事物のうえに張られた、成長する輸の中で私は自分の生を生きている。おそらく私は最後の輪を完成はすまい。だが、私はそれを試みたいと思っている。
リルケ 「時祷集-僧院生活の巻」
ゆく河のながれは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつむすびて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と栖と又かくのごとし。
鴨長明 「方丈記」
わが行く道に茨多し されど生命の道は一つ この外に道なし この道を行く
武者小路実篤 「人生の言葉」
われわれは人生という大きな芝居の熱心な共演者だ。
カロッサ 「指導と信徒」
われわれは泣き叫びながら生まれ、苦しみながら生き、失望して死ぬ。
フラー 「グノモロジア」
トボトボ歩きが競争に勝つ。
イソップ 「寓話」
ランプがまだ燃えているうちに、人生を楽しみ給え。しぼまないうちに、バラの花を摘み給え。
ウステリ 「詩」
一歩一歩はい上がるのは冒険家ではなくて、幸福を追っかけている男のすることだ。人生はとるに足りない夢だ。いつかは消え去ってしまうのだ。
ナポレオン
一生に一度も親切な行為をせず、人に真の喜びを与えず、人助けもしないで過ごすことは、老後の人生を美しく照らしてくれる、楽しい記憶を手に入れそこなうことである。
ジョン・ワナメーカー
三宝とは何たるやといふに、第一に健康、第二に知識、第三に富有の三つのものなり。
西周 「人世三宝説」
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