恋人
1 - 9 ( 9 件中 )
[PR]
世間の恋人たちを見るがいい。やっと告白が始まるときにはもう欺いている。
リルケ 「マルテの手記」
女は「恋人」を恋するが、次からは、すべて恋を恋する。
バイロン 「愛の幻滅」
恋とは、いわば深い溜息とともに立ち昇る煙、きよめられては、恋人のひとみに閃く火ともなれば、乱されては、恋人の涙に溢れる大海ともなる。それだけのもので、大変分別くさい狂気、息の根もとまる苦汁かと思えば、生命を養う甘露でもある。
シェイクスピア 「ロミオとジュリエット-一幕一場」
恋人はミルク、花嫁はバター、妻はチーズ。
ベルネ 「断片と警句」
恋人は火のごときものなり。動揺すればするほど燃ゆる。
シルス 「蔵言」
恋人同士の唇の触れ合う魂の接触。
シリ 「断片」
恋人同士の喧嘩は恋の更新なり。
テレンティウス 「アンドリア」
男は年をとると与えるものがなくなり、ただ受けとるばかりだ。恋人を愛するにも、恋人の裡にある自分を愛する。若いころには、自分の裡にある恋人を愛する。
バルザック 「谷間の百合」
私は恋人を愛する。そして、そのまなざしの甘い命令に服従することがある。しかし、それとて、やはり利己心からだ。
シュティルネル 「唯一者とその所有」
1 - 9 ( 9 件中 )
[PR]偉人 | 愛 | 人生 | 時 |
生活 | 家庭 | 人間 | 人間関係 |
感情 | 理性 | 性格・態度 | 学問 |
政治 | 経済・経営 | 国家 | 社会 |
道徳 | 宗教 | 自然 | 職業 |