道徳

善悪*	罪	正義
礼儀	犠牲

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徳は孤ならず必ず隣あり。

孔子 ｢論語｣

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徳行は魂の美である。

フラー ｢グノモロジア｣

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悪は思うままに掌中にしうる。悪にいたる道は平坦にして、われらのすぐそばにあり。しかし、不死なる神々は徳の前に汗をおかれたり。徳への道は永く、けわしく、第一歩は苦し。

ヘシオドス ｢仕事と日々｣

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悪は虚栄が随伴するのでなければ、それほど遠くまではいかないであろう。

ラ・ロシュフーコー ｢道徳的反省｣

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悪徳…不和・戦争・悲惨、美徳…平和・幸福・調和。

シェリ ｢マブ女王｣

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悪徳からの逃避は美徳の始まり。

ホラティウス ｢諷刺詩｣

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悪徳の最たるものは、いかなる悪徳をも怖れず、悪徳を自慢し、悪徳を後悔しないことである。

ローガウ ｢ドイツ格言詩｣

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悪徳はわれわれの楽しみにおいてさえわれわれを傷つけるが、美徳はわれわれの苦しみにおいてさえ慰める。

コルトン ｢ラコン｣

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我々を支配する道徳は資本主義に毒された封建時代の道徳である。我々はほとんど損害のほかに、何の恩恵にも浴してゐない。

芥川龍之介 ｢侏儒の言葉｣

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旧道徳は危険を回避することを命じた、だが新道徳は、危険をおかさないものは、なにものをもえない。

ローラン ｢魅せられたる魂｣

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最高の道徳とは、不断に他人への奉仕、人類への愛のために働くことである。

ガンジー ｢倫理的宗教｣

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朝に道を聞けば、夕に死すとも可なり。

孔子 ｢論語｣

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毎年われわれが一つの悪徳を根治したならば、われわれはやがて完全な人間になるであろう。

ケムピス ｢キリストのまねび｣

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気性の穏健なことはひとつの徳であるが、主義の穏健なことはつねに悪徳である。

ペイン ｢コモンセンス｣

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物質的状態にある人間は、自然の力を甘受しているのみである。人間は、美的状態において、このような自然の力から免かれる。そして道徳的状態において、かかる自然の力を支配する。

シラー ｢人間の美的教育について｣

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犠牲行為によって計画される道徳は半野蛮的階級の道徳である。

ニーチェ ｢曙光｣

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現代の道徳は、現代の基準を受け容れる点にある。いやしくも教養ある人間にとって、現代の基準を受け容れるということは、愚劣きわまる不道徳のひとつの形式だと思う。

ワイルド ｢ドリアン・グレーの画像｣

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真実の生活に根ざす唯一の真の道徳は調和の道徳であろう。だが、人間社会は今日まで圧迫と諦めの道徳しか知らなかった。

ローラン ｢魅せられたる魂｣

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私がとても愛している徳がたったひとつある。その名は「わがまま」という。

ヘッセ ｢観想-わがまま｣

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私の真理は怖ろしい。というのは、今まで嘘が真理と呼ばれてきたのだから、あらゆる価値の価値転倒…これが私の方式だ。

ニーチェ ｢このひとを見よ｣

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