礼儀

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それ礼は忠信の薄にして乱の首なり。前識は、道の草にして愚の始めなり。

｢老子｣

フランス人が礼儀と称するものは、優雅にまでやわらげられた高慢である。

ゲーテ｢格言と反省｣

人の礼法あるは水の堤防あるが如し。水に堤防あれば氾濫の害なく、人に礼法あれば悪事生ぜず。

貝原益軒｢大和俗調｣

己に克ちて礼に復る。

｢論語｣

礼は庶人に下らず。

｢論語｣

礼は節を踰えず。

｢礼記｣

礼儀…文句なく是認される偽善。

ビアス｢悪魔の辞典｣

礼儀作法は法と称されるもののうちで、いちばんつまらないものだが、最もよく実施されている。

ラ・ロシュフーコー｢道徳的反省｣

礼儀正しい、決して腹を立てない人物は、まさに大人物と呼ぶにふさわしい。

キケロ

礼節とは、道徳的にまた知的に貧弱な互いの性質を互いに無視し合いながら、非難しまいという暗黙のうぢの協定である。

ショウペンハウエル｢倫理学｣

私たちがみんなで、小さい礼儀作法に気をつけたなら、この人生はもっと暮らしやすくなる。

チャップリン

鼠をみるに皮有り、人にしてしかも儀無し。

｢詩経｣

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