男・女

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女の子は売品なり、男の児は非売品なり、前者の売れざると、後者の買はれたるとは嘆きなり。

長谷川如是閑 「如是閑語」


女の心は男の心より清い。女は始終変わるから。

ハーフォード 「警句」


女の推量は男の確信よりもずっと確かである。

キプリング 「正直」


女の歓びは男の自惚れを傷つけることである。

バーナード・ショー 「非社会的な社会主義者」


女の祖国は若さです。若さのあるときだけ、女というものは幸せなのです。

ゲオルギウ 「第二のチャンス」


女の美しさ以上に美しいものは世の中にはないのに、女たち自身が技巧を尊び、粉飾をこととしている。

モンテーニュ 「随想録」


女の舌は休むときがない。

シャミッソー 「詩集」


女は、せいぜい胴衣とズボンの見分けがつくくらい頭が進歩していりゃたくさんさ。

モリエール 「女学者-二幕七場」


女はしばしば変わる。女を信ずる男は愚かである。

フランソワ一世 「語録」


女はたとえ百人の男にだまされても、百一人目の男を愛するだろう。

キンケル 「詩」


女は唯一の本務-彼女自身の魅力-を持つのみで、他のすべては物真似である。

フィッツジェラルド 「覚書」


女は己れをよろこぶ者のためにかほづくりする。

清少納言 「枕草子」


女は己れを悦ぶ者の為にかたちづくる。

班固撰 「漢書」


女は彼女と恋に陥っている男を憎むことはまずないが、多くの場合、女は彼女と友だちである男を憎む。

ポープ 「種々の問題についての考え方」


女は征服することのみではなく、征服されることを好む。

サッカレー 「ヴァージニアン」


女は必要悪なり。

メナンドロス 「断片」


女は水でこしらえた身体、男は泥でこしらえた身体だから、僕は女さえ見ていれば気がせいせいする。男はどうも泥臭くて胸がむかむかする。

曹雪芹 「紅楼夢」


女は永くその最初の人を守っている。ただし、第二の人ができないかぎりは。

ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」


女は深く見、男は遠くを見る。男にとっては世界が心臓、女にとっては心臓が世界。

グラッベ 「ドン・ジュアンとファウスト」


女は男によって文明化される最後のものになろうと思う。

メレディス 「リチャード・フェヴレルの試練」


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