子供

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あとの子は自然の愛情が、先の子は習慣的な愛情が養う。

ポープ 「人間論」


もし子供にかけるだけの愛情を庭の草木にかけていたら、今頃は庭は雑草だらけでジャングルのようになっていることだろう。

ルーサー・バーバンク


ムチを惜しめば子供を損なう。

バトラー 「諷刺物語詩」


世の中にさらぬ別れのなくもがな 千代もと祈る人の子の為

「伊勢物語」


世の中に思ひあれども子をこふる 思ひにまさる…思ひなき哉

紀貫之 「貫之集」


娘ほど荷厄介なる、取り扱いがたきものなし。

メナンドロス 「断片」


子供には批評よりも手本が必要である。

ジューベル 「パンセ」


子供に対して言われる「お利口さん」ということばは、子供がいつでも理解することばで、しかも人がけっして子供に説明してやらないことばである。

ジューベル 「パンセ」


子供の大望を聞いて笑ってはいけない。子供にとって、笑いはからかいを意味することが多く、からかいほど心を苦しめるものはない。子供が身のほど知らずの大望について語る時に親のなすべきことは、その大望についてあらゆる観点から、よく話し合ってやることだ。そしてできることなら、どうすればその目標に成功する望みをもって近づけるか、その方法を助言してやる。それからさあ、やりなさいと前進を勧める。ありとあらゆる激励を与えてやる。何よりも、子供が自力でできる事には手を貸さないことだ。自分で自分の成功を育てる特権と感激を取り去ってはいけない。

デール・カーネギー


子供の遊戯を見よ。彼らはそれを利用するためにするのではなく、建設したり、破壊したりする活動そのものに幸せを感じている。

リップス 「倫埋学の根本問題」


子供は、両親が家で話すことを街でしゃべる。

「ユダヤ教典」


子供はすべての動物のうちで最も取り扱いがたい。というのは、子供はまだ鍛練されていない思慮の泉をもっとも多くもつだけに、動物のうちで最もずるく、すばしこく、高慢であるからなり。

プラトン 「法律」


子供は大人の父である。

ワーズワース 「われ見るときわが胸躍る」


子供は未来であり、回帰なのです。子は胎であり、海なのです。

リルケ 「時祷集-巡礼の巻」


子供は涙で命令し、聞いてもらえないと、わざと自分を傷つける。

スタンダール 「恋愛論」


子供を叱る時は怒りをこめてお尻をぶて、たとえその痛みが一生残っても。何の感情もこめずに打つことは、決して許されるべきでない。

バーナード・ショー


少年を暴力と厳しさによって教え込もうとするな。彼の興味を利用して指導せよ。そうすれば自分の能力がどこに向いているか、少年自身で見出しやすくなる。

プラトン


己れの子供を知るは賢い父親だ。

シェイクスピア 「ヴェニスの商人-二幕二場」


幼児は大人の父なり。こいねがわくはわが生命の一日一日は、自然の愛により結ばれんことを。

ワーズワース 「幼年時代を追想して不死を切る頌」


幼年時代を持つということは、一つの生を生きる前に、無数の生を生きるということである。

リルケ 「パリの手紙」


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