夫婦

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女が裏切るときの最初の兆候は、その夫に対して昔のような礼儀正しさと注意深さとを取り戻すことにある。

アラン 「幸福語録」


女というものは、その本分どおり早くから仕えることを習うのがよいのです。仕えることによって、やがてはじめて治めることが、また家の中で分相応の力をもつことができるようになります。

ゲーテ 「ヘルマンとドロテア」


女というものは、善良な夫をつくり出す天才にちがいない。

バルザック 「結婚生理学」


女はほかのことには臆病にて、戦争にはおびえ、鋼を見ては色とてもなき有様なり。しかれども夫婦の間のまことがふみにじられるや、これほどに残虐にして非常なる心となるものはあらじ。

エウリピデス 「メディア」


女性は、誕生日や記念日を重視する。その理由は…これが、男性にはわからない。普通、男は、あまり多くの日付を覚えなくても、けっこう暮らして行ける。だが、忘れてならない日も若干はある。たとえば、1492年(コロンブスのアメリカ大陸発見)と1776年(アメリカの独立宣言)、それに、妻の誕生日と自分たちの結婚記念日だ。初めの二つは、場合によっては忘れてもよかろう。しかし、あとの二つは絶対に忘れてはならない!

デール・カーネギー


女性は天使なるも、夫婦生活は悪魔なり。

バイロン 「エリカ」


妻が夫に夢中なときは万事がうまくいく。

レイ 「イギリスのことわざ」


妻の輝かしい人生には並々ならぬ悲しみがあった。だが妻はまれに見る愛らしさ、物事を見通す力、気高い貞淑な心を持っていた。四十年間妻は私の真底から愛する手助けだった。そして私の行動や企てを、行動で、あるいは言葉で、少しも倦み疲れることなく前進させてくれた。

カーライル


妻は絶えず夫に服従することによって彼を支配する。

フラー 「神聖な国・不敬な国」


妻は若い男にとっては女主人であり、中年の男にとっては友であり、老年の男にとっては看護婦である。

フランシス・べーコン 「結婚と独身生活」


姦通したる女は、同じく姦通したる男か、邪宗徒の男だけしか夫を持てぬ。

マホメット 「コーラン」


婦人は田地にして、男子は種子なり。…田地を所有せず、他人の田地に種を蒔く者は、その田地の所有者に利をあたえるのみならず、種を有する者は何らの収穫をもえざるなり。

「マヌの法典」


子供の養育を妻にまかせきりにすると、だれもかれもが被害をこうむるが、その被害のほとんどはわが身にふりかかってくる。自分の子供を育てることが刺激になって自分自身が成長できる機会を、わざわざ自分で捨てているからだ。

アシュリー・モンタギュー


家貧しければ良妻を思い、国乱れれば良相を思う。

司馬遷 「史記」


寒い晩だな、寒い晩です。妻のナグサメとは、正に斯の如きもの也。

斎藤緑雨 「眼前口頭」


悪妻を持つ男に悪魔の必要はない。

レーマン 「政治の花園」


悪婦家を破る。

「易経」


愛する者と暮らすには、ひとつの秘訣がある。相手を変えようとしてはならないことが、それである。

シャルドンヌ 「エヴァ」


愛はお互いを見つめあうことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。

サンテクジュペリ


愛情はあらゆる暴力の嵐に耐え抜く力があるが、北極の氷のような長い無関心には耐えられない。

ウォルター・スコット


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