食事
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たいていの人は、剣によるよりも、飲み過ぎ、食い過ぎによって殺される。
オスラー 「語録」
パンさえあれば、たいていの悲しみは堪えられる。
セルバンテス 「ドン・キホーテ」
パンをえんがために純真無垢を失うよりも、餓死に甘んじるほうが人間にとってましである。
ソロー 「断片」
人はパンのみに生くるものに非ず、されどまたパンなくして人は生くるものに非ず。
河上肇 「貧乏物語」
人口は幾何級数という比例で増加するが、食物は等差級数でしか増加しない。そのため食物の奪い合いとなり、強者は勝って生き、弱者は敗れて滅びる。
ダーウィン 「種の起源」
人口は幾何級数的に増加するが、食物は等差級数でしか増加しない。
マルサス 「人口論」
他の人々は食わんがために生き、己れ自身は生きんがために食う。
ソクラテス
偉大な思想は胃袋から生れる。
ヴォーヴナルグ 「省察と格言」
友とともにせざる晩餐はライオンもしくは狼の生活のごとし。
エピクロス 「断片」
君がどんなものを食べているかを言って見給え。君がどんなであるかを言ってみせよう。
サヴァラン 「味覚の生理学」
宗教は人間の心をしびれさせる阿片である。音楽もそうである。経済学も、性交も、酒はもちろん、ラジオも、賭博も、野心もすぐれた人間の阿片である。だが最高の阿片はパンである。そのために人間は見境もなくわめき立て、奪い合う。
ヘミングウェイ 「賭博師・尼・ラジオ」
家は洩らぬ程、食事は飢えぬ程にて、足る事なり。
千利休 「南方録」
家畜ですら牧場を去るべき時機を知っているが、愚かな人は自分の貧欲の限度を知らない。
アンデルセン 「断片」
必要は人間に悪事をさせ、飢えは狼を森から追い出す。
ヴィヨン 「遺言集」
日本人は食事を重要行為とみなしていない。
ベネディクト 「菊と刀」
民の飢えるのは、その上の税を食むの多きを以て、是を以て飢えるなり。
「老子」
民衆の飢えたとき、幾多の帝国は崩壊し、いかなる強力政権も恐怖政治も潰え去った。
林語堂 「生活の重要性」
汝が富者ならば、喜ばしきときに食べよ。汝が貧者ならば、食べられるときに食べておくべし。
ディオゲネス
汝は生くるために食うべし、食うために生きるべからず。
キケロ 「哲学談義」
私は生きんがため、奉仕せんがために食べるし、またたまたま楽しむために食べることがあっても、享楽のために食べるものではない。
ガンジー 「語録」
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