幸福・不幸
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幸福を追い求めている限り、君はいつまで経っても幸福にはなれない、たとえ最愛のものを手に入れたとしても。
ヘッセ 「荒野の狼」
幸福人とは、過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、不幸人とは、それの反対を記憶している人々である。
萩原朔太郎 「絶望の逃走」
幻想によって幸福な人々は、投機によって財産をつくったようなものであり、真実によって幸福な人々は、地所あるいは相当の年金によって財産を所有しているようなものである。
シャンフォール 「格言と反省」
心の優しさのあまり、困っている人を見ると、われ知らずにっこりと親切に話しかけ、手助けせずにはおられない人は、親切をするたびにうれしくてたまらず、そのうれしさが生き甲斐になっているのです。もし幸福な生活を送りたいと思う人々がほんの一瞬でも胸に手を当てて考えれば、心の底からしみじみと感じられる喜びは、足下に生える雑草や朝日にきらめく花の露と同様、無数にあることが分るでしょう。
ヘレン・ケラー
快楽は肉体のある一点の幸福にすぎない。真の幸福、唯一の幸福、まったき幸福は、魂全体の平穏なうちに存する。
ジューベル 「パンセ」
思慮の徳こそ、幸福のためには、なににもまして備えるべきものなり。
ソフォクレス 「アンティゴネ」
憩いの床につき、翌朝再び起き出る悦びを持つならば、その者は幸福である。
ローテ 「蔵言」
昔も今も、物念じてのどかなる人こそ、さいはひは見果て給ふなれ。
紫式部 「源氏物語」
時間を充実させることが幸福である。
エマーソン 「社会と孤独」
最上の幸福は、一年の終わりにおいて、年頭における自己よりも、よりよくなったと感ずることである。
トルストイ 「読書の輪-四・六」
正邪の尺度であるものは最大多数の最大幸福。
ベンサム 「統治論断片」
死ぬまでにひとつの心の中だけでも深く分け入ることができたなら、それで幸福としなければなるまい。
モーリヤック 「蝮のからみ合い」
永い幸福は、それがただ永くつづいているということだけで失われる。
リヒテンベルク 「著作集」
王様であろうと、百姓であろうと、自己の家庭で平和を見出す者が、いちばん幸福な人間である。
ゲーテ 「格言と反省」
現世の幸福は、それが訪れるときにはまったく偶然に来る。幸福を追求することは、雁を追いかけるようなもので、けっして手に入れることはできない。
ホーソン 「日記」
生まれるときのよき毎日は、不幸なる人間よりまず第一に逃げ去る。病気と悲しき老年とが近づき来る。而して労苦と苛酷なる死の無情とが彼らを奪い去る。
ヴェルギリウス 「農耕詩」
生命の剥奪が不幸でないわけを悟りえた者にとっては、この世になんの不幸もない。
モンテーニュ 「随想録」
生涯の幸福! それに耐えうる人間は生きていけない。それは地上における地獄となろう。
バーナード・ショー 「人と超人-一幕」
男の幸福は「われ欲する」ということであり、女の幸福は「彼欲する」ということである。
ニーチュ 「ツァラトゥストラ」
真の幸福はどこにも定着しない。探すとどこにも見つからないが、いたるところに存する。金ではけっして買えないが、いつでも手に入れられる。
ポープ 「人間論」
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