幸福・不幸

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己れ自身を幸福と考えざる人間は幸福にあらず。

シルス ｢蔵言｣

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幸福…他人の不幸を眺めることから生ずる快適な感覚。

ビアス ｢悪魔の辞典｣

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幸福がこのうえもなく大きいときには微笑と涙が生まれる。

スタンダール ｢覚書｣

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幸福というものは、ひとりではけっして味わえないものです。

アルブーゾフ ｢イルクーツク物語｣

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幸福とは、そのまま変わらないで欲しいような、そのような状態である。

フォントネル ｢幸福論｣

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幸福とは、それ自体が永い忍耐である。

カミユ ｢手帳-1935～42｣

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幸福とは、巧みにだまされている状態の不断の所有である。

スウィフト ｢桶物語｣

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幸福とは何か…権力が成長しつつあるという感情…抵抗が克服されるという感情である。

ニーチェ ｢反キリスト｣

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幸福とは最高の「善」なり。

アリストテレス ｢ニコマコス倫理学｣

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幸福とは習性である。それを身につけるがよい。

ハバード ｢千と一つの格言｣

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幸福と不幸とは、ともに心にあり。

デモクリトス ｢倫理学｣

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幸福と美は副産物にすぎない。

バーナード・ショー ｢革命主義者のための格言｣

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幸福なりし日を回想するより大いなる苦しみはなし。

ダンテ ｢神曲-地獄編五曲｣

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幸福なる状態において、その生命を終えし者のみを幸福なりと考うべし。

アイスキュロス ｢アガメムノン｣

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幸福なる生活とは徳に即しての生活と考えられる。

アリストテレス ｢ニコマコス倫理学｣

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幸福なる生活は、心の平和において成り立つ。

キケロ ｢神的自然｣

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幸福な人間は、不幸な人々が黙々としてその重荷を背負っていることによってのみ、自分を都合のよいように感じているのだ。

チェーホフ ｢すぐり｣

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幸福にするものが善であるのではなく、善であるものだけが幸福にするのである。

フィヒテ ｢学者の使命についての数講｣

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幸福になるためには二つの道がある。欲望を減らすか、持物をふやすかである。どちらでもよい。

フランクリン ｢自叙伝｣

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幸福になる大きな秘訣は、外界の事物を自分に適応させようともがくよりも、外界の事物に自分を適応させることにある。

スチュワート ｢断片｣

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