恋
41 - 55 ( 55 件中 ) [ ←前 / 1 2 3 / ]
[PR]
恋は目で見ずに心で見る。だから絵にかいたキューピットは翼を持つが盲目で、恋の神の心には分別がまったくなく、翼があって目のないことは、せっかちで無鉄砲なしるしだ。そして、選択がいつも間違いがちだから、恋の神は子供だといわれている。
シェイクスピア 「真夏の夜の夢-一幕一場」
恋ほど人の心を奪うものはない。恋するからこそ怠惰になるので、そのために彼が怠け者であるとはいえない。
ラディゲ 「肉体の悪魔」
恋も憎しみもあらずして、いかなるゆえにわが心かくも悩むか知らぬこと、悩みのうちの悩みなれ。
ヴェルレーヌ 「都に雨の降るごとく」
恋わずらいの人は、ある種の病人のように、自分自身が医者になる。苦悩の原因をなした相手から癒してもらえることはないから、結局は、その苦悩の中に薬を見出す。
プルースト 「花咲ける乙女の蔭に」
恋をし、同時に賢くあることは不可能なり。
シルス 「蔵言」
恋をしたあとの最大の幸福は、自分の恋を告白することだ。
ジイド 「日記」
恋をすると誰でも自分を欺くことから始まり、他人を欺くことで終わるのがつねである。これが世の、いわゆるロマンスである。
ワイルド 「ドリアン・グレーの画像」
最も強い友情は類似から生まれ、最もはげしい恋は背反から生まれる。
クーランジュ夫人 「語録」
真剣な恋というものは、なにもすることのない閑暇な人間の特権なのだ。それが一国の有閑階級の一つの効果なのだ。
ワイルド 「ドリアン・グレーの画像」
短い不在は恋を活気づけるが、永い不在は恋を滅ぼす。
ミラボー 「語録」
私がお前を愛するごとく、お前も私を愛するならば、われわれの恋を切りさくナイフがあろうか。
キプリング 「旧い歌」
私は恋の要求する準備が、恋の死滅の萌芽の一つとなるのじゃないかを疑う。絶えず警戒しつづけることの必要が、ついには恋し合う人たちを疲労させてしまう。
ヴィニィ 「詩人の日記」
節操なくしては、世界には恋も友情も美徳もない。
アディソン 「スペクテーター法」
話や歴史で聞いたところでも、真実の恋というものは、けっして好都合にいったためしはないらしい。
シェイクスピア 「真夏の夜の夢-一幕一場」
金と恋は人を鉄面皮にす。
オヴィディウス 「断片」
41 - 55 ( 55 件中 ) [ ←前 / 1 2 3 / ]
[PR]偉人 | 愛 | 人生 | 時 |
生活 | 家庭 | 人間 | 人間関係 |
感情 | 理性 | 性格・態度 | 学問 |
政治 | 経済・経営 | 国家 | 社会 |
道徳 | 宗教 | 自然 | 職業 |