モンテーニュ
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嘘ばかりつく人間だと思えば、こちらは正反対を信じていればよい。嘘と真実を使い分けるから厄介である。
モンテーニュ 「随想録」
大きく正義を行おうとする者は、細かく不正を働かねばならない。大事において正義をなしとげようとする者は、小事において不正を犯さなければならない。
モンテーニュ 「随想録」
夫婦の仲というものは、あまりに始終いっしょにいると、かえって冷却するものである。
モンテーニュ 「随想録」
女の美しさ以上に美しいものは世の中にはないのに、女たち自身が技巧を尊び、粉飾をこととしている。
モンテーニュ 「随想録」
少なくとも知恵者には、自分の知恵によってでなければなれない。
モンテーニュ 「随想録」
帝王の行為は、その死後において審判されなければならない。
モンテーニュ 「随想録」
心にもないことばよりもむしろ、沈黙のほうがどれほど社交性を損わないかもしれない。
モンテーニュ 「随想録」
怒りは奇妙な用法を有する武器である。他のすべての武器は、人間がこれを用いるものだが、この武器はわれわれを用いる。
モンテーニュ 「随想録」
愚者の最も確かな証拠は、自説を固守して興奮することである。
モンテーニュ 「随想録」
最上の死は予め考えられなかった死である。
モンテーニュ 「随想録」
沈黙は、彼らにとって尊厳荘重の態度であるのみならず、しばしば有利・周到な態度である。
モンテーニュ 「随想録」
泣くことも一種の快楽である。
モンテーニュ 「随想録」
無学は悪の母である。
モンテーニュ 「随想録」
無知と無頓着こそは、よくつくられた頭脳を休めるのに、なんとらくな、柔かい、健康的な枕であろうか。
モンテーニュ 「随想録」
王国を統治するよりも、家庭内を治めることのほうがむずかしい。
モンテーニュ 「随筆集」
生命の剥奪が不幸でないわけを悟りえた者にとっては、この世になんの不幸もない。
モンテーニュ 「随想録」
皇帝の魂も靴屋の魂も同じ鋳型で鋳られたものである。
モンテーニュ 「随想録」
真の自由とは、自己のうえに万事をなしうることである。
モンテーニュ 「随想録」
私たちは死の心配によって生を乱し、生の心配によって死を乱している。
モンテーニュ 「随想録」
私の理性は曲げられたり、折られたりするようには仕込まれてはいない。そうされるのは、私の膝である。
モンテーニュ 「随想録」
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