モンテーニュ

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「考える」ということばを聞くが、私は何か書いているときのほか考えたことはない。

モンテーニュ 「随想録」


すぐれた最良の政体とは、いかなる国家にとっても、その国家が維持されてきた政体であって、その形態も、そのおもだった便益も習慣に依存する。

モンテーニュ 「随想録」


どこに死がわれわれを待っているかわからないのだから、いたるところで待とうではないか。死を予測するのは、自由を予測することである。死を学んだ者は屈従を忘れ、死の悟りは、あらゆる隷従と拘束からわれわれを解放する。

モンテーニュ 「随想録」


もしも私が再びこの人生をくり返さねばならないとしたら、私のすごしてきた生活を再びすごしたい。過去を悔まず、未来を怖れもしないから。

モンテーニュ 「随想録」


よい結婚というものがきわめて少ないことは、それがいかに貴重で、偉大なものであるかという証拠である。

モンテーニュ 「随想録」


よい結婚の試金石、その真の証拠は結合の継続する時間による。

モンテーニュ 「随想録」


よい結婚は…恋愛を同伴し、その性質を帯びることを拒む。むしろそれは、友愛の性質を模倣しようと努める。

モンテーニュ 「随想録」


われわれの最悪の不徳は、われわれのいちばん幼い時代の癖から始まり、われわれの主要な教育は乳母の手中にある。

モンテーニュ 「随想録」


われわれの義務は、偶然の規則より以外になんらの規則をも持たないのである。

モンテーニュ 「随想録」


われわれの職業の大半は狂言である。そのたずさわる役目が変わるたびに、新たな姿や形をとり、新たな存在に変質する者もある。

モンテーニュ 「随想録」


われわれは、賢明になるためには、まず馬鹿にならなければならない。己れを導くためには、まず盲目にならなければならない。

モンテーニュ 「随想録」


われわれは嘘の看板を掲げて名誉をえようとする。徳はただそれ自体のためにのみ追求せられることを欲している。それで、たまたま人間が他の動機から徳の仮面を冠っても、徳はやがてわれわれの面上からそれをはぎとる。

モンテーニュ 「随想録」


われ何を知るや。

モンテーニュ 「随想録」


不可思議はあらゆる哲学の根本である。

モンテーニュ 「随想録」


不幸は、大半が人生に対する誤った解釈のしるしである。

モンテーニュ 「随想録」


他のあらゆる学識は、善の意識を持たない者には有害である。

モンテーニュ 随想録」


他人のために暮らすのはもうたくさんだ。せめて、このわずかな余生を、みずからのために生きようではないか。

モンテーニュ 「随想録」


健康は実に貴重なものである。これこそ人がその追求のために、単に時間のみならず、汗や労力や財宝をも、否、生命さえも捧げるに価する唯一のものである。

モンテーニュ 「随想録」


医者どもは何もいいことはしてくれないが、少なくとも患者から少しずつ生命の使用を掘り崩し、切り取って彼を早くから死に備えさせてくれる。

モンテーニュ 「随想録」


善行は、それに報いることができると思われるかぎり快く受け取られる。その限度を超えると感謝の代わりに僧悪が返ってくる。

モンテーニュ 「随想録」


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