マキァヴェリ
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すべての国家が持つべき重要な基礎は、その国の新しいもの、旧いもの、あるいはまた両者の混合したものとを間わず、善法と良兵とにある。
マキァヴェリ 「君主論」
やむをえざるときの戦いは正しく、武器のほかに希望を絶たれるときは武器もまた神聖である。
マキァヴェリ 「リヴィウス論」
キリスト教の信仰は、善良な人々を暴虐不正な者どもの餌食にしてしまった。
マキァヴェリ 「君主論」
人は善よりも悪に傾く。
マキァヴェリ 「フィレンツ史」
元来人間は、父親が殺されたことはすぐ忘れるが、その遺産をなくしたことは、なかなか忘れない。
マキァヴェリ 「君主論」
君主は狐と獅子を選ぶべきである。獅子は陥し穴に対してみずから防ぐことはできないし、狐は狼に対して防ぐことができない。したがって、わなを知るためには狐となり、狼を走らせるためには獅子とならねばならない。
マキァヴェリ 「君主論」
君主は私が列挙したような善徳を、ことごとく備える必要はない。ただ備えているようなふうを装うことが絶対必要である。
マキァヴェリ 「君主論」
徒党・党派が相伴ってくる分裂は国家に有害であり、徒党・党派なくして維持される分裂は国家を助ける。
マキァヴェリ 「フィレソツェ史」
忍従とか謙譲を義務とするあらゆる宗教は、市民に対して消極的な勇気のみしか鼓吹しない。
マキァヴェリ 「ローマ史論」
政治家はキツネの狡知とライオンの威を必要とする。
マキァヴェリ 「君主論」
統治術の大きな目標は永続ということであろう。これは自由よりもずっと貴重であり、他のいっさいのものにまさる。
マキァヴェリ 「君主論」
運命はわれわれの行為の半分を支配し、他の半分をわれわれ自身にゆだねる。
マキァヴェリ 「君主論」
高慢な相手には、屈従すれば勝てると考えるのは誤りである。
マキァヴェリ 「ローマ史論」
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