ヒルティ

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「幸福」ということばには、何か憂鬱な調子がある。それを口にするとき、すでにそれは逃げ去っている。

ヒルティ 「幸福論」


よい思想はけっして人間独自の仕事ではない。それは人間をとおして流れ出るだけのものである。

ヒルティ 「眠られぬ夜のために」


われわれが、人生で当面する憎しみの大半は、単に嫉妬か、あるいは辱かしめられた愛にほかならない。

ヒルティ 「眠られぬ夜のために」


人生において、最も堪えがたいことは、世の経験を積んだ多くの人々の言によると、悪天侯がつづくことではなく、雲ひとつない日がつづくことなのである。

ヒルティ 「幸福論」


仕事に対する考えを整理するとか、塾考するとか口走るのは、おおかた仕事を逃れる口実である。

ヒルティ 「時間を得る方法」


何かにつけて憤怒をいだくうちは自己を制御していない。すべての悪に対しては、平静な低抗が最高の勝利をおさめる。

ヒルティ 「眠られぬ夜のために」


十字架は重い。しかし不思議なことに、それは汝を担うが、汝はそれをほとんど担ったことがない。

ヒルティ 「眠られぬ夜のために」


善と悪との闘争は絶えずいたるところに支配している。善悪の彼岸は存在せず、ただ多いか少ないかである。

ヒルティ 「眠られぬ夜のために」


女性は自分を求める人を求めはしない、むしろ若干冷淡な態度をとる人を求める。

ヒルティ 「眠られぬ夜のために」


宗教は生命の塩であり、力である。

ヒルティ 「眠られぬ夜のために」


心配に対する最上の対策は忍耐と勇気である。

ヒルティ 「幸福論」


忠告は雪に似て、静かに降れば降るほど心に長くかかり、心に食い込んでいくことも深くなる。

ヒルティ 「書簡-友情」


恐怖はつねに人間の中に何か正しくないことが生じた徴侯である。…恐怖は、苦痛が肉体に対して果すのと同様に、精神に対しても貴重な警告者の役目を果す。

ヒルティ 「幸福論」


悦びがなんであるかは、元来、多くの苦しみを耐え忍んできた人のみが知っている。その他の人たちは、真の悦びとは似ても似つかない単なる快楽を知っているにすぎない。

ヒルティ 「新書簡-不幸」


悪人が受けるおもな罰は、彼ら悪人が善心に立ちかえった瞬間に、よりよくなろうと願っても、もはや善の道に還ることができないという点にある。

ヒルティ 「幸福論」


愛はすべてに打ち克つ。

ヒルティ 「眠られぬ夜のために」


成功はすべて人間の悪しき性質を誘い出し、不成功は善き性質を育てる。

ヒルティ 「幸福論-1」


才能と意志の欠けているところにいちばん嫉妬が生ずる。

ヒルティ 「断片」


旅路の仕度すでに整いたれば、あまりに重荷を負うベからず。神の和ぎと恵みのうちに悦びもて彼処に進まん。

ヒルティ 「幸福論」


日々の新聞は、完全によいことを称讃することはめったになく、逆にほとんどつねに、効果のありそうな、耳目をそばだたせるような悪いことを書きたてている。

ヒルティ 「眼られぬ夜のために」


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