ショウペンハウエル

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ある人間の状態をその幸福さによって評価しようとするならば、彼を満足させるような事柄ではなく、彼を悲しませるような事柄を尋ねるべきである。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


われわれの肉体が衣服に包まれているように、われわれの精神は虚偽に包まれている。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


われわれの視野・活動範囲・接触範囲が狭いほど、われわれの幸福は大きい。それらが広いほど、われわれは煩わしく、また不安に感ずる度合いが大きい。というのは、それらとともに心配・願望・恐怖が増大し、拡がるからである。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


われわれ各個人は他人のうちに自己を写す鏡を持っている。

ショウペンハウエル 「幸福のための警旬」


三種の貴族がある。(1)血統と位階の貴族、(2)財力の貴族、(3)精神的貴族が、すなわちそれである。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


不道徳行為を望むのは、大きな誤謬の永続を望むことである。

ショウペンハウエル 「意志と表象としての世界」


人は、その生涯の最初の四十年間において本文を著述し、つづく三十年間において、これに対する注釈を加えていく。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


人は通常、金を貸すことを断わることによって友を失わず、金を貸すことによってたやすく友を失う。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


人生の初めの四十年はテキストを与えてくれる。それからの三十年はテキストに関する注釈を与える。

ショウペンハウエル 「断片」


人間の嫉妬は、彼らがみずからいかに不幸に感じているかを告げるもので、彼らが他人の行為に絶えず注目しているのは、彼らみずからが退屈していることを示すものだ。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


人間の幸福の二つの敵は苦痛と退屈である。

ショウペンハウエル 「随筆集」


信仰の強制は不信仰を喚起するだけである。

ショウペンハウエル 「断片」


医者は人間を弱いもの、弁護士は人間を悪いもの、牧師は人間を愚かなものとみる。

ショウペンハウエル 「断片」


名誉は外に現れた良心であり、良心は内にひそむ名誉である。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


宗教はホタルのようなもので、光るためには暗闇を必要とする。

ショウペンハウエル 「断片」


宗教は無知の子供であり、その母より永くは生き延びることができない。

ショウペンハウエル 「断片」


普通人は時をつぶすことに心を用い、才能ある人間が心を用いるのは、時を利用することである。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


男性の間では、愚かで無知な者が、女性の間では醜い女が一般に愛され、ちやほやされる。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


睡眠は死から借りた行為である。睡眠は生命を維持するために、死から借りるものである。

ショウペンハウエル 「意志と表象としての世界」


礼節とは、道徳的にまた知的に貧弱な互いの性質を互いに無視し合いながら、非難しまいという暗黙のうぢの協定である。

ショウペンハウエル 「倫理学」


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