ゲーテ
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立法者にしろ、革命家にしろ、平等と自由を同時に約束する者は空想家でなければ山師である。
ゲーテ 「格言と反省」
結婚生活はすべての文化の始めであり、頂上である。それは乱暴者をおだやかにするし、教養の高い者にとっては、その温情を証明する最上の機会である。
ゲーテ 「親和力-一部」
義務の重荷からわれわれを解放することのできるのは、良心的な実行のみである。
ゲーテ 「ヴィルヘルム・マイステル」
翻訳者とは、半分しか姿を見せていない美人を愛嬌たっぷりと、われわれに向ってほめそやす仕事熱心なたいこもちである。
ゲーテ 「格言と反省」
自分の知っていることは自慢し、知らないことに対しては高慢にかまえる者が少なくない。
ゲーテ 「格言と反省」
自分自身を知るのは楽しんでいる時か悩んでいる時だけだ。
ゲーテ
自然は絶えずわれわれと語るが、その秘密を打ち明けはしない。われわれはつねに自然に働きかけ、しかも、それを支配するなんらの力もない。
ゲーテ 「自然に関する断片」
自由でないのに、自由であると考えている人間ほど奴隷になっている。
ゲーテ 「格言と反省」
自由も生活も、これをかちとろうとする者は、日ごとに新しく闘いとらねばならない。
ゲーテ 「ファウスト」
花を与えるのは自然。編んで花環にするのは芸術。
ゲーテ 「詩集」
若い娘が学ぶことを、若い男が教えることを、愛する場合に結ばれる青春時代の友情は、ひとつの美しいことがらである。
ゲーテ 「若きヴェルテルの悩み」
苦しみが残していったものを味わえ!苦難も過ぎてしまえば甘美だ。
ゲーテ 「格言」
蚕はつむぎながら、だんだん死に近づくとしても、糸をつむがずにはおられましょうか。
ゲーテ 「タッソー」
行動する者は、つねに没良心である。省察する者以外、誰にも良心がない。
ゲーテ 「格言と反省」
言論の自由を呼号するのは、それを濫用しようとする人間のみである。
ゲーテ 「格言と反省」
詩とは成熟した自然であり、哲学とは成熟した理性である。
ゲーテ 「格言と反省」
賢い人々はつねに最高の百科全書である。
ゲーテ 「格言と反省」
賢者にまるで過ちがなかったとしたら、愚か者はまったく絶望するほかはないだろう。
ゲーテ 「箴言と省察」
身分不相応の生活をする者は馬脚を現わす。
ゲーテ 「韻文による格言」
迷信は能力的な、巨大な前進的性格の遺産であるが、不信仰は弱者の、卑怯者の後退し、束縛せられた連中の所有物である。
ゲーテ 「色彩学」
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